Amazonの配達員は軽貨物ドライバーの仕事で代表格の存在です。 そんなAmazonの配達員ですが、仕事内容の評判や口コミ、実際に未経験でやる場合はきついのか?など詳しく説明するとともに、毎月かかる経費や配達をする上で必要になる経費を詳しくご紹介していきます。
Amazonの配達はきついのか?
結論から言うときついかも・・・ただ慣れれば楽になることも。 走る地域の特性や場所を覚えるまでは本当に大変で、さらに時間指定されていない荷物だけではなくて、午前指定の荷物や、14時〜16時指定の荷物、夜の指定の荷物もあるので時間を気にしながらスピード感を持って仕事をしないといけません。 配達先で不在だった場合は後で再配達をしないといけなく、再配達には時間をかなり取られますし、ストレスもものすごく感じるのが現状です。 また、地図が読めない、ナビが読めない方には結構厳しい仕事だと思います。 ですが、どんな仕事も慣れてくれば楽になるもので、Amazonの配達員も同様に慣れれば楽にスムーズに配達できるようになります。 先程の再配達も、住所やお客さんが何時ごろに帰ってくるなどの情報が分かってくれば、帰り着く時間帯にいけばいいだけです。 毎日配達するので地域の特性やお客さんが「何時ごろだと家にいる」など情報が分かってきますので日に日に配達のスピードは早くなって、ストレスも減って1人で仕事をしたい方にはとてもオススメの仕事です。
配達業未経験者にはかなりきつい
配達関係の仕事が未経験でこれから始めたい!と思われる方もいると思いますが、配達業が未経験の場合、Amazonの配達はかなりきついと思います。 配達のルールや時間指定を意識しながらの配達。 さらには、場所にもよりますが1日の合計で200キロ近くの距離を配達することもあります。 荷物自体も1キロ〜3キロほどの軽い荷物がほとんどですが、2リットルの水が6本入ったケースなども配達しないといけません。 配達業に慣れていない方には結構つらい仕事と言えます。
Amazon配達員は研修なしで始まるからきつい
Amazonの配達員は登録から仕事の受注まですべて専用のアプリで行います。 簡単なレクチャーはありますが、配送に同行してくれる先輩や上司はおらず、実務的な研修もありません。 荷物を渡すだけといっても、いきなり1人で走るのは不安な場面もありますよね。 さらに、アプリの操作方法や宅配ボックスの操作方法など慣れるまでは操作に苦戦することもあります。 慣れるまでは簡単な仕事とはいえないでしょう。
Amazon配送にかかる経費
Amazonの配達員は基本的にガソリンなどの必要経費は自腹です。 主にどんな費用がかかるのか、毎月かかるものや、定期的かかるものをご紹介します。
毎月の固定費
毎月の固定費はこのような感じです。
ガソリン代 |
自動車保険料 |
貨物保険料 |
ひとつひとつ説明していきます
ガソリン代
走る距離や地域によって多少変動しますが1カ月にかかるガソリン代は15,000円~40,000円ほどです。 数百メートル走って停止して配達などが多いことから車両燃費は軽自動車ですが10kmほどです。 1日に70km走行したとして、車両燃費が10km/Lで、ガソリン価格が150円だとすると、1日のガソリン代に1050円かかります。 ※ガソリン代ですが2022年11月現在は1Lあたり160円〜170円です。 また、ガソリン価格の変動だけでなく夏場は冷房を使用を使用しますし、冬は暖房を使用しますのでガソリン代もその分上乗せです。 冬は動けば寒くありませんが、夏場はエアコンつけないとほんと地獄です。
自動車保険料
相場は15000円〜25000円ほどです。 黒ナンバーの場合、事業用で道路を走ることから交通事故のリスクが高いと言うこともあり任意保険料の月額は一般の家庭自動車よりも高くなります。 また、黄色ナンバー(自家用軽自動車)の場合は、保険料を割引できる特約がありますが、黒ナンバーにはないことが多いのも特徴です。
貨物保険料
配達中に荷物の破損・紛失が起こった場合にその荷物の料金を保証してくれる保険です。 毎日、100個前後の荷物を配達するわけですので、破損などの心配もありますよね。 ですがAmazonの配達員はAmazonが荷物の料金を負担してくれるので、貨物保険は必要ありません。 Amazon以外の、業務委託をする場合は貨物保険が必要となることが多いです。
事業にかかる他経費
毎月かかるもの以外にも結構費用がかかるのがAmazonの配達です。 どんなものがあるのかご紹介していきます。
事務用品費
不在票に記入する際のペンやノート代も地味にかかる経費です。 ダイソーなどで6本入りなどのペンを買うのがオススメですね。
作業服、作業靴
制服などはないので各自で用意するのが一般的で作業服は動きやすい服装がいいと思います。 靴も同様に動きやすい運動靴がいいと思います。 毎日普通に1万歩くらい歩くことからすぐにボロくなるのでメーカーものの少し高いものを買うよりは、ドンキなどで1000円くらいの運動靴を買った方がいいと思います。 メーカーものを買っても安いものを買っても買い替え時は一緒です。
軽自動車維持費
タイヤ・エンジンオイル・フィルターなど、この3点は定期的に交換が必要です。 タイヤが4本変えた場合1万円ほどで、半年〜1年スパンで交換です。 エンジンオイルは5000kmで交換ですので大体1ヶ月〜2ヶ月で交換になり、2000円〜3000円ほどで同じくフィルターを変えた場合6000円ほどになります。
自動車税
黒ナンバーの自動車税はかなり安く、なんと3800円です。 この金額であれば毎年の負担はかなり軽減されるのではないでしょうか? 1ヶ月あたり約320円ほどです。
Amazonの配達員はきつい?経費はどれくらいかかるのか検証まとめ
結論は3万円〜5万円ほどが毎月にかかる経費になります。 さらに車をローンで購入する場合はさらに1万円〜2万円ほどプラスで定期的にタイヤ交換やオイル交換が必要になるので年間で40万円〜60万円ほどがAmazonの配達員として仕事するには必要になります。 仕事内容はきつい時もありますが、慣れの部分もありますし仕事上の他人関係のトラブルなどは一切ないのでその点はものすごく働きやすい環境だと思います。