マラソン前日は走るのか走らないのか?その答えと取り入れたい食事

マラソン

「マラソンを翌日に控えているけど、今日も走るべきなのかな?走らない方がいいのかな?」

「マラソン前日に何か食べた方がいいものはあるのかな?」

そんな不安や疑問を持っているアナタのために、マラソン前日は走る方がいいのか、走らない方がいいのか、その答えとマラソン前日に取り入れたい食事について調査しました。

 

マラソンの前日は走るor走らない

マラソンの前日は少しでも走った方がいいのでしょうか?

それとも走らない方がいいのでしょうか?

マラソンの前日は走らない

答えはマラソンの前日は走らない方がいいです。

一般市民ランナーの場合はマラソン前日だけでなく、2~3日前は走らない方がいいといわれています。

少なくともマラソン前日は走らないようにしましょう。

歩き回ったり立ちっぱなしも避ける

またマラソン前日は、走るだけでなくダラダラと歩き回ったり立ちっぱなしでいるのも避けましょう。

歩き回ったり立ちっぱなしでいるだけでも疲労がたまります。

マラソン前日はできるだけ立たず、歩かず、走らずに脚力と体力を温存します。

マラソン前日はゆったり過ごす

自宅やホテルなどに引きこもり、ゆっくりリラックスして過ごすのがマラソン前日のベストな過ごし方です。

しかしまったく動かないのも気持ち悪いと思ってしまう場合は、30分程度の散歩やストレッチ程度であればマラソン前日でも身体を動かしてもいいでしょう。

 

マラソン前日は走らないで休息をとったほうがいい理由

 

マラソン前日には走らないで休息をとった方がいい理由はつぎの3つです。

・脚の疲労を抜くため
・エネルギーを蓄えるため
・たった一日で走力が変わることはない

脚の疲労を抜くため

走ったり、立ったり歩いたりすることで自分の体重が下半身に集中し疲労が起こります。

日々の生活やトレーニングの中でも疲労が蓄積されているのです。

トレーニングを重ねて疲労が蓄積されるとパフォーマンスの低下やケガにつながりますので、せめて前日は走らずに日々の疲労を抜いてあげることが大切です。

脚が少しでも動くよう疲労を抜いてあげることでパフォーマンスの向上につながります。

エネルギーを蓄えるため

長時間の戦いとなるマラソンでは、たくさんのエネルギーが必要になります。

もしマラソンの前日に走ってエネルギーを消耗してしまったら、次の日の本番までにエネルギーが戻らない可能性があります。

そうなると、本番走っている途中でエネルギーを使い果たしてしまい走れなくなってしまうかもしれません。

本番をベストな状態で最後まで走り切るには、前日は走らずにエネルギーを蓄えておく必要があります。

たった一日で走力が変わることはない

前日に走ったからといって、翌日の本番で効果が出ることはありません。

それは長距離走の場合、超回復が起こるまでにだいたい7~10日間ほど必要になるからです。

超回復とは、トレーニングによって筋組織の破壊と再生が繰り返されることで筋組織が太く強くなることです。

走るというトレーニングをおこない超回復が起こることで、走るときに使う筋肉が強くなり走力が上がります。

しかし本番まで1日しかなければ超回復が間に合いません。

そのため前日に走ったからといって、翌日の本番で速くなるということはないのです。

また反対に、数日走らなかったことによって走力が落ちるということもないので、脚の疲労を抜きエネルギーを蓄えるために前日は走らずにゆっくり休息をとりましょう。

 

走らないでマラソン前日に取り入れたい食事

マラソンで高いパフォーマンスを発揮するには、前日にどのような食事を取り入れたらいいのでしょうか?

炭水化物を多めにとる

マラソン前日には炭水化物を多めにとりましょう。

理由は、炭水化物こそがマラソンで走るために必要なエネルギーになるからです。

マラソンを走るには、グリコーゲンという物質が主なエネルギー源となります。

炭水化物はそのグリコーゲンの材料となるのです。

マラソン前日の食事には、ご飯やうどん、そば、パン、和菓子などを取り入れ炭水化物を多めにとるようにしましょう。

ただしいきなりドカ食いしてしまうと翌日に体調を崩してしまう原因になるため、あくまでいつもの食事の量の中で炭水化物の割合を増やすようにしましょう。

水分を多めにとる

マラソン中の脱水症状を防ぐために、水分を多めにとることもオススメします。

具体的にはミネラルウォーターや経口補水液を1.5リットルほどとるのがオススメですが、水分の取り過ぎも体調不良の原因になるので注意が必要です。

あぶらっこいもの、生もの、お酒は避ける

あぶらっこいものは消化が悪く、マラソン中に気持ちが悪くなってしまう原因になります。

また生ものは、食あたりの原因になりますし、お酒は飲み過ぎると二日酔いになる可能性があります。

これらのような原因で本来のパフォーマンスが発揮できないということがないように、マラソン前日にはあぶらっこいもの、生もの、お酒を避ける方が賢明です。

 

マラソン前日は走るのか走らないのか?のまとめ

マラソン前日の走るor走らないについて、またマラソン前日に取り入れたい食事について解説していきました。

マラソン前日は走らずゆっくり休息して、炭水化物や水分を多めにとるようにしましょう。

マラソン本番でベストパフォーマンスを発揮できることを祈っています!

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